推薦入試対策 面接のコツ(前編)

はじめに

面接は何のためにやるのか?経歴を見るため?流暢に話せる力を問うため?・・・ちょっと違う。1番の目的は、その人の「人間性」を測るため。まずはそこをはき違えないこと。つまり、面接練習は、上手に話せるためにやるのではなく、自分らしさを存分に出せるようにやるということ。今日のポイントを参考に練習を重ね、自分をアピールできる面接を目指そう。

また、「その大学じゃないとだめなんだ!」という熱意を持った学生が求められる。回答を考えるときには、他の大学にはない魅力を調べ、具体的な話ができるよう準備しよう。

POINT① 表情を明るく。第一印象は5秒で決まる!

第一印象に関する心理学の法則で、メラビアンの法則というものがある。それは、第一印象を決める要素が3つあり、印象に影響を与える優先度も異なるというもの。

メラビアンの法則  第一印象を決める要素

(1)言語情報(話す内容) → 7%

(2)聴覚情報(声)   → 38%

(3)視覚情報(見た目)  →  55%

この法則からもわかるように、まずは“見た目”が肝心。以下のことに気をつけよう。

CHECK!
□ 身だしなみは整っているか。 
□ 礼・あいさつをメリハリつけてできているか。動きながら話すのはだらしない。
□ 自然な笑顔を意識できているか。
□ 姿勢は悪くないか。立ち姿・座る姿勢を美しく。
□ 視線が相手に向いているか。目が合わないのは印象悪い。
□ 無意識のクセがあれば、意識してやらない。(貧乏揺すり、しきりに髪を触るなど)

まず確実に直せるところから意識していく。あとは、両親や友達同士でもいいから、他人に見てもらうこと。恥ずかしければ、自分で動画を撮るのも効果的。とにかく、自分を客観的にみることが大切だ。

POINT② 「自分の言葉」で受け答えをする!

面接用に普段使い慣れない言い回しを“丸暗記”し、それを思い出すように喋る人がよくいる。その人は上手く喋っているつもりかもしれないが、見ている人にはよっぽどバレてしまう。思い出すために視線が上向き、心がこもらない話し方になってしまうからだ。それでは自分らしさのアピールには繋がらない!

★対策:「面接ノート」を作成しよう。
質問例と回答のメモを残していくノートを作る。これを作成してから、練習に取り組もう。

その際に、完璧な原稿を作らないようにすること!文章で準備をすると、それを一言一句覚えようとしてしまう。本番は緊張し、普段と違う言い方になってしまうこともあるので、準備は箇条書き程度にしておくといい。ポイントを抑えて自分の言葉で回答できるように練習しよう。

POINT③ 受け答えは、質問に対して短くまとめる!

 面接で自分をアピールしたい気持ちが空回りすると、しゃべりすぎてしまう。別にいいじゃんと思う人。一度、3分くらいの回答を聞く側の立場に立ってみて欲しい。
 
 一方的に3分以上話を聞かせるということは、かなりのストレスを相手に与えてしまう。みんなは「自分の準備してきたことを伝えたい!」と必死かもしれないけれど、面接官にとっては、1分半を超えたあたりから苦痛でしかない。せっかくの内容が、全く頭に入ってこないのはもったいないので、短く端的に話そう。

CHECK!
□ 聞かれたことに対して「1分以内」で答えることを意識しよう!
□ 質問されたことに対し、的確に答える。余計なことは話さない。
□ 何を聞かれているかをしっかり理解する。自信がなければ、
 「今の質問は~という意味でよろしいですか?」と聞き返しても良い。

これを意識すると、会話をしているようなリズムが作られていく。面接官もみんなの話をしっかり聞いてくれる。さらに気になることを掘り下げてくれる。普段の自分らしさも出しやすくなるし、印象の良い面接となるはずだよ。

★その他、面接のコツ
 
□ 質問されたら、「はい」と言ってから答え始める。
 □ 最後に「以上です」というと、終わりがはっきり締まるので良い。
 □ 思いつかない質問には、「少し考える時間をいただいてよろしいですか?」
   分からない質問は、素直に「すみません、わかりません。」と答える。無言が一番×。

どんな質問を準備したらいいかは、次の投稿で紹介するとします!

関連記事 : 推薦入試対策 面接のコツ(後編)

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