政経演習03 議会制民主主義

共通テストの過去問を中心に演習問題を掲載しています。
解答・解説も含めて、参考になれば幸いです。

問1 イギリスとアメリカにおける現在の政治制度についての記述として正しいものを,次のうちから選べ。


① イギリスでは,下院(庶民院)は上院(貴族院)に優越しており,下院議員は他の多くの西欧諸国と同様に,比例代表選挙により選ばれている。
② イギリスでは,終審裁判所である最高法院が下院に置かれ,議会と内閣との間で抑制と均衡が図られている。
③ アメリカの大統領は,法案提出権をもっていないが,議会を通過した法案に対して拒否権を行使し,
議会に送り返すことができる。
④ アメリカの大統領は,3選が禁止されており,1期6年で2期まで務めることができる。

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解答③ 【解説】

問2 直接民主制に関連する記述として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ。


① ロックは,『近代民主政治』の中で,直接民主制を行うための小共同体を社会契約によって設立することを説いた。
② モンテスキューは,イギリスでは市民は選挙のときに自由であるにすぎず,それ以外のときは代表に隷属していると主張し,代表制を批判した。
③ アメリカの一部で植民地時代から実施されてきたタウン・ミーティングは,直接民主制の一つの形態である。
④ 「草の根の民主主義」という言葉は,古代ギリシャのアテネにおける自由民による直接民主制についていわれたものである。

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解答③ 【解説】

問3 日本とアメリカの議会制度についての記述として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ。


① 日本の議院内閣制の下での議会優越の原則は,権力集中制(民主集中制)と呼ばれている。
② 日本では,内閣を構成する国務大臣の過半数は,衆議院議員でなければならない。
③ アメリカの連邦議会は,不信任決議によって大統領を辞職させることはできないが,大統領の弾劾に関する権限を有している。
④ アメリカの連邦上院議員は,各州ごとに2名ずつ州議会によって選出されている。

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解答③ 【解説】

問4 20世紀には自由民主主義体制のほかに,さまざまな政治体制が出現した。
これらについての記述として適当でないものを,次の①~④のうちから一つ選べ。


① ソ連ではレーニンの死後,共産党書記長スターリンが,他の幹部の粛清や農業集団化によって,
独裁の基盤を確立した。
② ドイツではヒトラーに率いられたナチスが,議会に議席をもつことなく,クーデターによって権力を直接掌握した。
③ 1940年代初めの日本では,新体制運動の下に,各政党が解散して大政翼賛会がつくられ,国民生活への統制が行われた。
④ 韓国やフィリピンでは,反対派政治家や市民運動などによって,独裁政権の腐敗が批判され,
1980年代以降,民主化が進んだ。

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解答② 【解説】

問5 二院制に関連する記述として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ。


① アメリカでは,各州2名ずつの議員から成る上院が置かれ,条約締結についての同意権など,
重要な権限が付与されている。
② イギリスでは,上院が今日でも重要な役割を担っており,首相の指名は上院が行う。
③ 日本国憲法では,参議院は,それまでの貴族院とは異なり,議員が普通選挙で選出され,解散も認められるなど,第二院の民主化が図られている。
④ 日本国憲法では,内閣は衆議院に対してのみ責任を負うので,内閣総理大臣は衆議院議員でなければならない。

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解答➀ 【解説】

問6 各国の権力分立のあり方の記述として誤っているものを,次の①~④のうちから一つ選べ。


① 第二次世界大戦前の日本では,外見上は権力分立制がとられていたが,究極的には,
天皇が統治権を総攬(そうらん)するものとされていた。
② イギリスでは,議会の上院が最高裁判所の役割を兼ねるなど,厳格な権力分立制はとられていない。
③ アメリカでは,権力分立が厳格に貫かれており,大統領は議会に法律案を提出することも,議会の可決した法律案を拒否することもできない。
④ 旧ソ連では,権力分立とは異なる考え方に基づいて,全人民を代表する合議体にすべての権力を集中させる仕組みをとっていた。

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解答③ 【解説】

問7 アジアにおける民主化の動向についての説明として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ。


① 中国では,天安門事件の後に民主化が進み,国家主席の直接選挙制が導入された。
② ミャンマーでは,アウン・サン・スー・チーらを中心に,軍事政権を批判する民主化運動が展開された。
③ 台湾では,民進党の一党支配が終わり,複数政党制に基づく議院内閣制が定着した。
④ インドネシアでは,スハルトの民主化政策の一環として,州の主権を基礎とする連邦国家体制が導入された。

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解答② 【解説】

問8 次の国名A~Cとその国の政治制度に関する記述ア~ウとの組合せとして正しいものを,
下の①~⑥のうちから一つ選べ。

A アメリカ   B イギリス   C フランス

ア 大統領と首相が併存する制度をとる。国民の直接選挙によって選出される大統領が,議会(下院)の解散権など広範な権限を有している。
イ 原則として議会(下院)で多数を占める政党の党首が首相に選ばれる。議会が内閣を信任しない場合,
内閣は総辞職するか議会を解散する。
ウ 行政権を担当する大統領と立法権を担当する議会は,それぞれ強い独立性をもつ。大統領は議会の解散権や法案の提出権を有しない。

① A-ア B-イ C-ウ  ② A-ア B-ウ C-イ  ③ A-イ B-ア C-ウ
④ A-イ B-ウ C-ア  ⑤ A-ウ B-ア C-イ  ⑥ A-ウ B-イ C-ア

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解答⑥ 【解説】

問9 アメリカとイギリスの政治制度について述べた次の文章中の空欄ア~ウに当てはまる語句の組合せとして正しいものを,下の①~⑧のうちから一つ選べ。

アメリカでは,大統領は連邦議会の議員の選挙とは別に公選され,議会に議席をもたない。大統領は,議会が可決した法案に対する拒否権と議会への[ ア ]権とをもつが,議会の解散権をもたない。また議会は,大統領に対して[ イ ]を行う権限をもたない。
これに対しイギリスでは,下院(庶民院)の多数派から首相が任命されて内閣を組織する。内閣は法案を提出することができ,通常は与党議員である大臣が議会で説明や答弁を行う。また伝統的に,下院は内閣に対する[ イ ]権をもち,これに対抗して内閣は下院を解散することができるとされてきた。
こうしてみると,アメリカでは,イギリスよりも立法府と行政府との間の権力分立が[ ウ ]である。

① ア 教書送付  イ 弾 劾     ウ 厳 格
② ア 教書送付  イ 弾 劾     ウ 緩やか
③ ア 教書送付  イ 不信任決議  ウ 厳 格
④ ア 教書送付  イ 不信任決議  ウ 緩やか
⑤ ア 法案提出  イ 弾 劾     ウ 厳 格
⑥ ア 法案提出  イ 弾 劾     ウ 緩やか
⑦ ア 法案提出  イ 不信任決議  ウ 厳 格
⑧ ア 法案提出  イ 不信任決議  ウ 緩やか

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解答③ 【解説】

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