政経まとめ05 –日本国憲法の権利–

日本国憲法政治分野

 日本国憲法は、前文から始まり第103条までで成り立つ憲法である。もちろん、すべてを暗記する必要はないが、重要な権利や自由に関しては覚えておくといい。
以下に、日本国憲法で保障される基本的人権をまとめた図を載せる。ここに載っているものは高校の授業で学習する範囲なので、一度は条文にも触れておくと良いかもしれないね。

日本国憲法の基本的人権 一覧

日本国憲法の基本的人権

POINT1:重要な条文

 上にまとめた諸権利の中でも、条文を覚えた方がいいレベルのものがいくつかある。1番上にある第14条「法の下の平等」第25条「生存権」は中学校でもやるような超重要条文。その他にも、第20条「信教の自由」第21条「表現の自由」あたりも重要なキーワードが含まれる条文だ。ここには載せれていないが、第13条「幸福追求権」も重要条文として紹介しておく。

第14条 法の下の平等

 「信条」とは、個人の宗教信仰・世界観・政治的思想のこと。「門地」とは、家柄のこと。国民を国家権力が差別しないことを定めた条文だが、”差別”と”区別”の違いは判断が難しい。《政治vol,6 判例➀自由権》で考えを深めよう。

第20条 信教の自由
第21条表現の自由

 「検閲」とは、国などの公権力が表現物の発表を事前に審査すること。たとえ国家や政権の批判を含むような内容であっても、それを権力で抑え込むことはあってはならない。このような規制を排除するために、表現の自由が記載されている。

第25条生存権

 第25条1項に関しては、条文まるまる暗記してもいいくらい。

第13条個人の尊重

 第13条は、幸福追求権とも呼ばれ、個人は最大限尊重されるとする。しかし、「公共の福祉に反しない限り」という条件付きであり、権利がぶつかり合って他方の自由を著しく侵害する場合には、人権を一部制限し調整することもあるという原理である。

POINT2:社会権の分類

 諸権利を整理していく時に、やや覚えづらいのが社会権。例えば「平等権→法の下の平等」とか「自由権→精神の自由→思想良心の自由」などは、何となくイメージがつきやすい。しかし、社会権に関してはそのイメージがしにくいかも。
 そもそも社会権というのは、20世紀的権利と呼ばれ、比較的新しく保障されるようになったもの。経済的弱者になりがちな人々に対し、国が人間らしい生活を保障する権利である。その知識を持っておけば、最低限度の生活を保障する生存権弱い立場になりがちな労働者を支える勤労権・労働三権が社会権に含まれることはイメージできるはず!

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