政経まとめ03 –世界各国の政治体制–

世界の政治体制logo政治分野

高校政経で登場する政治体制を大きく分けると、3種類の体制がある。
①大統領制 ②議院内閣制 ③権力集中制 の3つである。
これらを代表する国が①アメリカ②イギリス③中国である。

①大統領制【アメリカ】

大統領制は、国民の間接選挙により選ばれた大統領に強い権限が与えられることが1番の特徴だ。具体的には、教書(政治の意見書)を提出する権利や、法案の拒否権が与えられる。以下の図を見て、イメージを掴もう。

アメリカの政治体制

 上に示した図の中で「赤字」になっているキーワードは、入試でも頻出。特に、「大統領が三選禁止」(=3回目の当選が認められていない)ということと、「大統領選挙人による選挙制度」の2点は、確実に理解しておきたい。
 議会と大統領それぞれが独立しているため、アメリカでは大統領による「議会解散権」や、議会による「不信任決議案」は採用されていないこともポイントだ。

②議員内閣制【イギリス】

議員内閣制は、議会の信任の下で内閣が成立し、互いが連帯しあって責任を負う制度。立法と行政それぞれが明確に区別されていた、アメリカの大統領制とは真逆の特徴をもつ。これも図にまとめたので、関係を整理しよう。

イギリスの政治体制

 上に示した図の中で「赤字」になっているキーワードは、入試でも頻出。連帯して責任を負う関係であるため、議会が内閣を解体する「不信任決議権」と内閣が議会を解体する「解散権」が互いに与えられている。どちらかが信頼できなくなったら、成り立たない。「影の内閣」とは、野党第一党が政権を奪った場合に備えて、内閣のメンバー組織しておくこと。これはイギリスならではの特徴なので抑えておこう。

③権力集中制【 中 国 】

権力集中制は、一か所に国の権力が集中し、強力な政治を行うことができる。中国では中国共産党の指導の下、立法機関である「全国人民代表大会」に権力が集中している。

中国の政治体制

④その他の国での政治体制

➀~③で紹介した以外の国も出題されたことはある。ただ、細かすぎる知識を問われることは少ないので、最低限抑えておけば正解に到達できる可能性は高い。

 ★首相と大統領が併存するが、首相の権限が強い →ドイツ
 ★首相と大統領が併存するが、大統領の権限が強い →フランス・ロシア
 ★権力が1ヵ所に集中している国 →北朝鮮

開発独裁体制を採用した国

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