授業プリントの作り方【前編】

私は教員になった年から継続して、自作の授業プリントを作成し、そのプリントを中心に授業を展開しています。高校ともなると、膨大な知識量を限られた時間で伝えなければならず、ノートを取らせるのは作業量が多いと考えたのがきっかけです。いざ自作してみると、授業の流れが整理しやすく、自分の個性を出すこともでき、プリント作りにこだわるようになりました。

1番の目標は、「プリントだけあれば他の教材は無くてもいい!」と思ってもらえるものを作ること。さらに、卒業後も捨てずにとっておきたいと思ってもらえると、これ以上嬉しいことはありません。

まだまだ発展途上ではありますが、見やすい授業プリントを作るうえで意識していることを、この記事ではまとめていきます。若い先生や教育実習生など、これから教壇に立つ皆さんや、新しい挑戦をしていきたい現職の先生方の参考になれば幸いです。

私の授業プリント例 → 🔗授業プリントのページ

 

授業プリント作りのコツ

➀後で見返したくなる→見やすいレイアウト

②プリントだけで復習ができる→流れを整理

③書き込むのが楽しくなる→バランスの良い作業量

➀見やすいレイアウト

やはり、文字だけのプリントでは学習意欲は湧いてきません。見やすさを意識すればするほど、生徒の学習意欲を引き出すことができると考えています。(もちろん内容も重要!)

意識していること

☑用紙の大きさを統一する

☑単元名や小タイトルの書き方を揃える

☑重要語句の示し方を揃える

☑ほどよい行間を意識する

私がレイアウトにおいて気を付けていることは、以上の4点です。

☑用紙の大きさを揃える

まず、用紙の大きさは必ず揃えるべき。理由は同じファイルで綴じてもらいたいからです。A4だと情報が載せきれず小さいが、A3だと普通の公立校の机では広げにくい。間を取ってB4サイズのプリントを作っています。ここでポイントなのが、原稿はA4縦で作るのがおすすめです。どのコピー機でも対応できますし、最も作成がしやすいと思います。

授業プリントとして印刷する際には、A4縦を2ページ分作成し、2in1でB4出力するだけでOK。初めからB4の横サイズで作成しようとすると、後々編集しようとした時に、融通がききにくいと感じます。

☑単元名や小タイトルの書き方を揃える

単元名や小タイトルは、書き方を揃えること!私は、単元名は大きい四角で囲う・小タイトルは二重かっこで括る→《》としています。ここを統一しなければ、生徒が混乱します。他にも、太い下線で引く、極太のゴシックで強調するなどをやっていましたが、重要語句を示す時と被ってしまうので、囲う方法を採るようになりました。

あらかじめ、テーマや名前の欄、POINTの枠などは作成しておいて、テンプレートとして使いまわしていくといいかもしれません。私が過去に使っていたものを例として以下に載せておきます。

☑重要語句の示し方を揃える

これもタイトルと同じで、「この太字は最重要語句だよ」「この下線は重要だよ」とルールを統一することが大切です。しかも、公立学校の多くは白黒印刷。色以外の方法で強調する必要があります。

普通のフォントを太字にするだけだと、あまり目立たないのでおすすめしません。いっそのこと太めのフォントに変えてしまえば、インパクト十分。個人的には「DHP特太ゴシック体」が好きでよく使っています。

☑ほどよい行間を意識する

最後に行間について。ベースの行間は1.0となっていますが、個人的にはこれだと若干広いと感じます。(気にしすぎかもしれません笑)行間が広ければ、それだけ書ける行が減り、情報量が限定されてしまうので、気を付けています。一方で、狭すぎるのはもっとNG。読みにくいプリントになってしまうと、生徒の学習意欲が失われます。

基本はベースの行間でやっていき、もし2,3行収まらない場合は、行間を修正してみることをお勧めします。10.5ptの文字サイズであれば、行間は固定値16~18にするとベースの行間よりやや狭くできます。

思いのほか量が多くなってしまったので、続きは後編として別の記事に書いていきます。

②流れを整理する

後編で書いていきます。

③バランスの良い作業量

後編で書いていきます。

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